一乗谷朝倉氏遺跡 復原町並

400年の時をこえて蘇った城下町で、戦国時代にタイムスリップ

戦国時代に朝倉氏5代約100年にわたり越前の国を支配し、栄華を極めた城下町跡は、町並みがほぼ完全な姿で発掘・再現され、歴史ロマンに浸ることができます。

復原された武家屋敷や町屋は、中に入って展示を見ることもでき、当時の生活の様子を垣間見ることもできます。


遺跡は、国の特別史跡・特別名勝、出土品は重要文化財に指定されており、三重の指定は全国でも珍しい貴重な遺跡となっています。

遺跡内は普段から手入れが行き届き、いつでも美しい姿を楽しむことができます。毎年夏には様々なイベントが実施され、インスタ映えするスポット「和傘スカイ」なども設置されます。


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  • 中級武家屋敷の内部展示
  • 町屋は建物内にも展示物があります。
  • インスタ映えスポット「和傘スカイ」夏秋のみ設置
  • 積雪時の遠見遮断
  • 復原町並入場口

動画

基本情報

電話番号
0776-41-2330(朝倉氏遺跡保存協会)
住所
福井県福井市城戸ノ内町
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日
・年末年始
・2024年10月19日(土)※全国育樹祭の開催のため
料金
復原町並 / 一般330円(団体260円)、70歳以上100円(団体80円)、小・中学生100円(団体80円)
※団体は20人以上
※障害者手帳をお持ちの方は無料
決済方法
現金
アクセス
・福井駅東口から朝倉・永平寺ダイレクトバス「復原町並」下車すぐ
・JR福井駅から越美北線「一乗谷駅」下車、徒歩15分(周遊バス唐門号もご活用ください)
・北陸自動車道福井ICから車で10分
駐車場
あり
駐車場:大型バスの駐車
復原町並の見どころ①
【各家庭にあった井戸】
城下町の建物は、武家屋敷から町屋まで、ほぼすべての屋敷に井戸があります。後述するトイレや排水溝も多く見つかっており、整ったインフラを持っていたと考えられています。
復原町並の見どころ②
【遠見遮断】
町並には敵の侵入に備え、先が見通せないように、道路がまっすぐでなかったり、クランクになったりしています。
なかでも、城下町の中心を通る道路は、南側から見ると奥が見通せず、北から見ると入口が見えるようになっています。
復原町並の見どころ③
【日本最古の金隠し】
一乗谷の城下町遺構では、「金隠し」が出土しています。また、穴の土壌を調査したところ、大量の寄生虫の卵が発見されたことから、穴がトイレであったことが確認されています。一方で朝倉館跡ではトイレの跡は確認されておらず、館では「おまる」を使って用を足していたと考えられています。
復原町並の見どころ④
【門の柱の数で分かる屋敷の格式】
復原町並にある「上級武家屋敷」と「中級武家屋敷」それぞれの門を良く見ると、礎石の上に4本の柱を立てた門と地面に2本の柱を立てた門に分かれています。前者が上級、後者が中級武家屋敷の門になっており、門から格式の違いを知ることができます。
復原町並の見どころ⑤
【将棋の駒】
中級武家屋敷の中では、将棋を楽しむ武士のマネキンが飾られている一室があります。遺跡からは将棋の駒が出土しており、現在の将棋には無くなってしまった「酔象(すいぞう)」という駒が見つかっています。「酔象」は「成る」ことで「太子(たいし)」となり、太子が盤上に残っていた場合は、「王将」が取られても勝負が続くルールだったそうです。
第47回全国育樹祭の開催に伴う入場制限について
2024年10月18日(金)17:00~19日(土)17:00まで、全国育樹祭の開催に伴い、朝倉氏遺跡全体(唐門、復原町並み、駐車場を含む下城戸~上城戸までの広範囲)に渡って入場制限が行われます。関係者の方以外は入場できません。
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