一乗谷朝倉氏遺跡 復原町並
400年の時をこえて蘇った城下町で、戦国時代にタイムスリップ
戦国時代に朝倉氏5代103年にわたり越前の国を支配し、栄華を極めた城下町跡は、町並みがほぼ完全な姿で発掘・再現され、歴史ロマンに浸ることができます。
復原された武家屋敷や町屋は、中に入って展示を見ることもでき、当時の生活の様子を垣間見ることもできます。
遺跡全体は国の重要文化財・特別史跡・特別名勝に指定されていて、三重の指定は全国でも珍しい貴重な遺跡となっています。
遺跡内は普段から手入れが行き届き、いつでも美しい姿を楽しむことができます。毎年夏には様々なイベントが実施され、インスタ映えするスポットなども設置されます。
動画
基本情報
- 電話番号
- 朝倉氏遺跡保存協会 0776-41-2330
- 住所
- 福井県福井市城戸ノ内町
- 営業時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 定休日
- 無休。ただし年末年始を除く。
- 料金
- 復原町並 / 一般330円(団体260円)、70歳以上100円(団体80円)、小・中学生100円(団体80円)
※団体は20人以上
※障害者手帳をお持ちの方は無料
- 決済方法
- 現金
- アクセス
- JR福井駅から浄教寺行き京福バス「復原町並」下車すぐ※期間限定で直行バス有り/JR一乗谷から徒歩15分/北陸自動車道福井ICから車で10分
- 駐車場
- あり
- 駐車場:大型バスの駐車
- 可
- 復原町並の見どころ①
- 【各家庭にあった井戸】
城下町の建物は、武家屋敷から町屋まで、ほぼすべての屋敷に井戸があります。後述するトイレや排水溝も多く見つかっており、整ったインフラを持っていたと考えられています。 - 復原町並の見どころ②
- 【遠見遮断】
町並には敵の侵入に備え、先が見通せないように、道路がまっすぐでなかったり、クランクになったりしています。
なかでも、城下町の中心を通る道路は、南側から見ると奥が見通せず、北から見ると入口が見えるようになっています。 - 復原町並の見どころ③
- 【日本最古の金隠し】
一乗谷の城下町遺構では、「金隠し」が出土しています。また、トイレと思われた穴の土壌を調査したところ、大量の寄生虫の卵が発見されたことから、トイレがあったことが確認されています。一方で朝倉館跡ではトイレの跡は確認されておらず、館では「おまる」を使って用を足していたと思われています。 - 復原町並の見どころ④
- 【門の柱の数で分かる役所の格式】
復原町並にある「上級武家屋敷」と「中級武家屋敷」それぞれの門を良く見ると、礎石の上に4本の柱を立てた門と地面に2本の柱を立てた門に分かれています。前者が上級、後者が中級武家屋敷の門になっており、門から格式の違いを知ることができます。 - 復原町並の見どころ⑤
- 【将棋の駒】
中級武家屋敷の中では、将棋を楽しむ武士のマネキンが飾られている一室があります。遺跡からは将棋の駒が出土しており、現在の将棋には無くなってしまった「酔象(すいぞう)」という駒が見つかっています。「酔象」は「成る」ことで「太子(たいし)」となり、太子が盤上に残っていた場合は、「王将」が取られても勝負が続くルールだったそうです。
関連情報
近くの観光地
- 一般社団法人朝倉氏遺跡保存協会 - おもてなし特集
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- 朝倉氏遺跡周辺のヒガンバナ(曼殊沙華)
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- 一乗谷朝倉氏遺跡 平面復原地区
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- https://fuku-iro.jp/spot/detail_11675.html
- 一乗谷朝倉氏遺跡博物館
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- https://fuku-iro.jp/spot/detail_10407.html
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