富田勢源道場跡

盲目の剣豪 富田勢源の道場跡地

戦国時代の一乗谷朝倉氏に仕えた剣豪「富田勢源」の道場跡地です。

富田勢源は中条流(富田流)の達人であり、ほぼ盲目でありながらも、美濃の斎藤義龍(斎藤道三の息子)の依頼で神道流の達人である梅津某と試合を行い、大きな木刀の梅津に対し、近くにあった一尺2~3寸(約40cm)の割り木で打ち負かしたという逸話で知られています。

弟子に、豊臣秀吉の甥である豊臣秀次の剣術を教えた富田景政(富田勢源の弟)、伊藤一刀斎(一刀流剣術の創始者)の師である鐘捲自斎、川崎鑰之助(東軍流の創始者)等がいます。

宮本武蔵の伝記「二天記」では佐々木小次郎の師とされています(勢源の弟子である鐘捲自斎の弟子という説もあります)。


道場跡の近くには富田勢源の菩提寺「盛源寺」があります。

  • 富田勢源道場跡
  • 新明神社の奥隣にあります
  • すぐ近くの一乗谷川には富田勢源の名前を冠した「勢源橋」
  • 解説版

基本情報

住所
福井県福井市西新町(新明神社の隣)
営業時間
見学自由
アクセス
福井駅からバス(一乗谷東郷線)29分、西新町下車、徒歩2分
ページトップへ