【千歳くんはラムネ瓶のなか】福井が舞台!『このライトノベルがすごい!』を連覇した『チラムネ』こと小説『千歳くんはラムネ瓶のなか』とは
福井が舞台のライトノベル作品『千歳くんはラムネ瓶のなか(通称:チラムネ)』には、「ヨーロッパ軒」や「8番ラーメン」、「エルパ」といった福井のスポットはもちろん、「羽二重餅」や「竹田の油揚げ」といった名物、「ママチャリに乗る高校生」といった福井あるあるまで、これでもかというくらいに福井が登場しています。
デビュー作として史上初『このライトノベルがすごい!』を2連覇した同作品と聖地、福井との待望のコラボレーションも決定!
新幹線開業に向けて、福井を盛り上げる「チラムネ×福いいネ!」プロジェクトが始動!!?
『千歳くんはラムネ瓶のなか』とは?
『千歳くんはラムネ瓶のなか』は、福井を舞台にした青春ラブコメディー。
進学校「藤志高校」に通う高校生たちの青春や成長を描いたライトノベル作品です。
主人公はイケメンで友人にも恵まれた”リア充”という設定は、ライトノベル作品ではかなり変わっていると言っていいでしょう。
小学館ガガガ文庫の「第13回ライトノベル大賞」で優秀賞に輝き、既刊6巻。
さらに、コミカライズ作品が既刊3巻、ドラマCD、オーディオブック(既刊2巻)とメディアミックスも進められています。
※いずれも2021年11月時点
宝島社から発行される『このライトノベルがすごい!』で2021年版総合1位となり一気に注目を集め、
なんと、2022年版では、デビュー作として史上初!となる2連覇を達成しました!!
※2023年版でも2位となり、未アニメ化作品として初めて『このライトノベルがすごい!』の殿堂入りを果たしました。(2023年追記)
リア充系主人公を中心にして、高校生の青春や心情がリアルに描かれていて、
読みごたえのある「泣ける!」ラブコメ作品として人気を集めています。
細かい描写とともに登場する福井のソウルフード
『千歳くんはラムネ瓶のなか』の作中では、福井の飲食店が数多く登場します。
作中では店舗の立地やメニューの特徴、福井ならではの食べ方までも、丁寧に描写されているので福井市民ならどの店舗が特定できてしまうはずです。
福井のソウルフード、「ソースカツ丼」や「8番らーめん」、「やきとりの名門秋吉」なども作中に登場しています。
作品の中でどのように書かれているかを読んでみれば、「あー、わかるわかる。」「うんうん。」などと、思わずうなってしまうかもしれませんよ。
- 福井名物ソースカツ丼 「ヨーロッパ軒」
- ヨーロッパ軒 公式サイト
- 学生からファミリーまで通う 「8番らーめん」
- 8番らーめん 公式サイト
- 福井人なら10本単位は当たり前 「やきとりの名門 秋吉」
- やきとりの名門 秋吉 公式サイト
メジャーからマイナーまで、登場する福井のスポット
また、登場人物たちの青春ストーリーが展開する中では、福井に住んでいたら一度は行ったことがあるであろうスポットも数多く登場します。
福井を舞台に繰り広げられるワンシーンごとの情景を、まるで本当にその場で起こっているかのように想像することができるはずです。
舞台、福井市とのコラボイベント、「チラムネ福井コラボ」も開催!
作品の舞台である福井市とのコラボイベント「チラムネ福井コラボ」が過去2回開催。
メインイベントやショップコラボ、その他関連企画が好評で、多くのファンが福井に訪れています。
『このライトノベルがすごい!』殿堂入り!!コラボPVも完成!
2022年11月には、『このライトノベルがすごい!』2023年版で、僅差の2位となります。
惜しくも、3連覇は逃したものの、『このライトノベルがすごい!』の殿堂入りが発表されました。
未アニメ化作品の殿堂入りは、史上初の快挙で、殿堂入りを記念して福井市の実写背景を使用したPVも作成されました。
コラボPV、第2弾は福井の桜とのコラボ!!
コラボPVの第二弾は、春、桜がテーマ!
PV内の桜はすべて福井市の桜を使用し、チラムネのイラストレーター・raemz先生の新規描き下ろしイラストも登場。
ふくい桜まつりの開催に向けた2023年3月に公開されました。
舞い散る桜と、チラムネと――。 儚くも美しい、少女たちの春景色。
是非ご覧ください。
まとめ
魅力的なキャラクター、非常に丁寧に描かれている情景とキャラクター心理、そして何よりハートに刺さるストーリーで人気を集めている本作。
圧倒的に「エモい!」と言われているこの高校生の青春の物語を、最も楽しめるのは、実際に福井に住んでいる人なのかもしれません。
福井市民のみなさんも、そうでない方も、『千歳くんはラムネ瓶のなか』、是非読んでみて、そして舞台「福井」を巡ってみてくださいね!
『千歳くんはラムネ瓶のなか』(c)裕夢/小学館 イラスト:raemz