冬の福井でパワーチャージ。ゆっくりした時間を楽しむ1泊2日モデルコース
福井は降雪地帯です。例年12月中旬~2月下旬くらいまでは積雪の可能性があり、観光の入込客も少なくなります。
ですが、「越前がに」や「水ようかん」など、福井の冬グルメには魅力がいっぱい。混みあわない時期だからこそ、ゆっくり、じっくり時間を過ごすことができます。また、積雪は音を吸うので、冷えた空気と静寂がもたらす静謐な空間は、音の途切れることのない都会では体験することができないものです。
ウィンターアクティビティも楽しめる福井ですが、冬の福井でゆっくりと時間を過ごし、悠久の年月が育んだ食文化を体感したり、パワースポットを巡ってパワーチャージするモデルコースをご提案します。
- 所要時間
- 1泊2日
- 交通手段
- 車、徒歩
(北陸自動車道 福井北JCTから中部縦貫自動車道経由で約30分)
越前大仏
勝山市屈指のフォトスポット
勝山市の大師山清水寺にある大仏本尊は、身の丈17メートルもあり、奈良大仏(文献16.2メートル・実測14.98メートル)を上回る大きさです。光背は23メートルで2メートルの石台に3メートルの蓮台が重なるので、総高は28メートルにおよびます。
大仏の左右と後の三方の壁には石仏、金仏を合せて1,281体が安置される姿も圧巻、福井県内屈指のフォトスポットになっています。
- 住所
- 片瀬町50字1-1
- 電話番号
- 越前大仏大師山清大寺 0779-87-3300
- 営業時間
- 通常期 8:00~17:00(最終入館 16:00)
冬季 9:00~16:00(最終入館 15:30) - 休業日
- 無休(冬期臨時休業有)
ESHIKOTO
石田屋二左衛門が手掛ける複合施設でお酒やお食事、お買い物を楽しむ
「ESHIKOTO」は、「黒龍」の銘柄で知られる老舗蔵・黒龍酒造が開いた、酒をはじめとする北陸の食や文化を発信する施設です。
施設には、黒龍酒造の直営店である石田屋ESHIKOTO店とレストランacoyaが入っています。目の前には、黒龍の由来ともなった九頭竜川、そして永平寺の山々や田畑が広がり、その景色をゆったりと眺めながらお酒と食事を楽しめます。
- 住所
- 下浄法寺12-17
- 電話番号
- 0776-63-1030(石田屋ESHIKOTO店)
0776-97-9396(ApéroRestaurant & Pâatisserie acoya ) - 営業時間
- 10:00-17:00(※入店は20歳以上)
※モーニングやランチなどの各営業時間等は季節により変更いたします。
最新の情報は、Instagram または ホームページにてご確認ください。 - 休業日
- 水曜、第1・3・5火曜(不定休あり)
大本山永平寺
道元禅師によって開かれた禅の修行道場
寛元2年(1244)、道元禅師によって開かれた禅の修行道場。深山幽谷の境内には70余りもの殿堂楼閣が建ち並び、中でも「七堂伽藍」と呼ばれる7つのお堂(法堂・仏殿・僧堂・庫院・山門・東司・浴室)は、僧侶が修行をする清浄な場所として特に重要な建物とされています。『永平寺』では今も多くの修行僧が日々厳しい修行に励んでおり、参拝者はその様子を伺い知ることができます。
「福井駅東口」から、一乗谷朝倉氏遺跡と大本山永平寺を巡るツアーバス<はぴバス>が運行中!
詳細はこちらの画像をクリック!
↓↓↓↓↓↓
- 住所
- 志比5-15
- 電話番号
- 大本山永平寺 総受処 0776-63-3102
永平寺町商工観光課 0776-61-3921 - 営業時間
- 8時30分~16時30分(入場は16:00まで)
※季節により変更有 - 休業日
- 無休
越前がに・旬のお料理 らでん
JR福井駅から徒歩すぐ!越前がにを堪能できるお食事処
四季折々の食材を使った懐石料理や、福井の冬の味覚を代表する「越前がに」を堪能できるお食事処「らでん」。「せいこ丼御膳」は白ご飯の上に、せいこがにを丸ごと2杯使用した一品。最初はそのまませいこがにの味を堪能し、お好みでカニ酢をかけて楽しむのが店主オススメの食べ方です。毎年11月8日の越前がに漁解禁の翌日から提供するため、シーズンのスタートとともに味わえます。
- 住所
- 中央1-2-1 ハピリン1F
- 電話番号
- 0776-50-2901
- 営業時間
- ランチ11:00~14:00
ディナー17:00~21:00 - 休業日
- 水曜(11月~1月は無休)
THE BAR 灯火
福井駅改札口から徒歩1分のところにある「THE BAR 灯火」は、笏谷石や越前和紙を使った福井らしいラグジュアリーで和モダンなオーセンティックBARです。500種類以上の洋酒(メインはウィスキー) から定番のカクテルまで幅広く取り揃えております。また、お店の売りの一つである旬のフルーツを使った濃厚なカクテルは季節によって、いちご・キウイ・金柑など、生の果肉をお店でペーストにしているので、新鮮な味わいが楽しめます。福井の素敵を味わえる大人空間です。
- 住所
- 大手2-6-5 プラザホテルビル 2F
- 電話番号
- 0776-28-2234
- 営業時間
- 19:00~翌2:00
- 休業日
- 日曜日、祝日
福井駅周辺 宿泊
福井駅周辺のホテルに宿泊します。福井駅周辺は、イベントが多く開催されているほか、お土産などの調達にも便利ですし、空き時間を見つけて周辺スポットを巡ることもできるなど、スケジュールの融通がききます。
また、温泉や大浴場のあるホテルや朝食ビュッフェが人気のホテル、人情味あふれる旅館やゲストハウス、さらには福井ならではの恐竜ホテルルームなど、好みに合わせた多様な宿泊施設を選ぶことができますよ。お好みの宿でゆっくり過ごして、心も身体もぽかぽかになってくださいね。
毛谷黒龍神社
九頭竜川の守護神として、国土安隠、万民守護のため創建された神社。
日本古来の四大明神の一つといわれ、越前松平家の祈願所でもある。
強い力で邪気を払い、ネガティブな気持ちを取り去るパワースポットとして人気。
- 住所
- 毛矢3-8-1
- 電話番号
- 0776-36-7800
- 営業時間
- 9:00~16:30
愛宕坂周辺散策
足羽神社
越前最古の歴史を有する神社
車を駐車場に停めたまま、徒歩で足羽神社へ。
足羽神社は、継体天皇と坐摩神(いかすりのかみ)五柱を祀る神社です。樹齢380年の枝垂れ桜と参道のタカオモミジは福井市の天然記念物ですが、冬はおあずけ。シンとした空間での参拝をお楽しみください。
商売繁盛、工事安全、厄除け、八方除け、子宝、安産などの御神徳を得られるほか、足の病気や怪我、スポーツなど足に関わる「足守り」をどうぞ。
- 住所
- 足羽1丁目8-25(足羽山)
- 電話番号
- 0776-36-0287
- 営業時間
- 9:00~17:00
米五 みそ楽
永平寺御用達、創業190年の老舗味噌屋
創業天保2年(1831年)、大本山永平寺御用達のみそ屋“米五のみそ”が運営する、みそを楽しむテーマパークです。
自分だけの映える「みそだま」を作り体験(10:45~11:30)を事前に予約しておきましょう。(土日祝限定)
午後の体験(14:30~15:15)や、前日に訪れた永平寺の味を受け継ぐみそ蔵見学、みその量り売り、発酵食にこだわったみそカフェmisolaでのお食事もお楽しみいただけます。この後のランチや午後の予定も米五で楽しむことに変更してもいいでしょう。
- 住所
- 春山2-25-1
- 電話番号
- 0776-24-0081
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 休業日
- 毎週水曜日 お盆 年末年始
ヨーロッパ軒総本店
福井名物、元祖ソースカツ丼
福井でカツ丼といったらソースカツ丼が出てくる。「ソースカツ丼」は、薄めのカツに軽いウスターソースが絶妙に合う福井のソウルフード。
名物「ソースカツ丼」が有名だが、ソースカツとエビフライがごはんに合う「ミックスカツ丼」、ミンチカツが通に人気の「パリ丼」などのメニューもある。
- 住所
- 順化1-7-4
- 電話番号
- 0776-21-4681
- 営業時間
- 11:00~19:50
- 休業日
- 火曜日、隔週月曜日
西武福井店(周辺駐車場)
県民から「だるまや」の相性のまま親しまれる百貨店
福井駅から徒歩5分。福井県唯一の百貨店は「だるまや」の相性で県民に親しまれています。豊富な催事が開催されるほか、食品街では県産食材やお土産も多数取り扱っているのでお土産の購入にもおすすめです。
周辺の駐車場に車を停めたら、お買い物は後にして食後の街歩きに興じます。
- 住所
- 中央1丁目8−1
- 電話番号
- 0776-27-0111
- 営業時間
- 10:00~19:30
8階レストラン・ダイニングスクエアは、11:00~22:00
新栄商店街
裏路地をドキドキ散策
福井市中心部にあるレトロ&ニッチなお店が建ち並ぶ商店街。
過去はシャッターが目立った商店街も、近年は訪れるたびに新店がオープンしているホットなエリアになっています。有名美術家のギャラリーやおしゃれな珈琲店、マッサージや猫カフェなど、個性的な店舗が並ぶ商店街をそぞろ歩いてみてください。
- 住所
- 中央1丁目16
- 営業時間
- 店舗による
- 休業日
- 店舗による
柴田神社(北庄城址)
猛将:柴田勝家、信長の妹:お市の最後の地
柴田勝家は織田信長から49万石を与えられ、数年の歳月をかけて居城である北庄城を築いたと言われています。城を訪れたスペインの宣教師、ルイス・フロイスは九重の天守などを見て、その壮大さに感嘆しています。天正11年(1583)、対立した豊臣秀吉の軍に攻められた勝家は、自ら城に火を放ち、妻で織田信長の妹のお市や一族とともに壮絶な最後を遂げました。同時に城もわずか8年という短い命をとじたのです。
現在、柴田神社には柴田勝家やお市の方、三姉妹の銅像があるほか、御朱印、北庄城の御城印の両方を授けることができます。また、併設の資料館には北庄城の唯一の遺物や鬼瓦、勝家の時代に造られた半石半木の奇矯、九十九橋に使われたという石柱、九頭竜川に掛けられた舟橋をつないだ鉄鎖が大切に保存されています。
- 住所
- 中央1-21-17
- 電話番号
- 柴田神社 0776-23-0849
- 営業時間
- 見学自由
北の庄城址資料館/午前9時~午後5時 - 休業日
- 無
日下部太郎、グリフィス像
グリフィス記念館
明治初期に福井藩の教師として活躍した米国人ウィリアム・エリオット・グリフィス(1843~1928年)の邸宅だった洋館をよみがえらせたのが「福井市グリフィス記念館」です。
実はグリフィスは、日本で初めてクリスマスパーティーを開催した人物とも言われています。そんなことから、クリスマスシーズンのグリフィス館では、クリスマスにちなんだイベントや展示、ライトアップやイルミネーションが行われます。
- 住所
- 中央3-5-4
- 電話番号
- 0776-50-2911
- 営業時間
- 10:00~19:00
(12月1日~2月末日は午後6時まで閉館)
※入館は閉館時刻の30分前まで - 休業日
- 年末年始(12月28日~1月4日)
羽二重餅總本舗 松岡軒
創業125年、福井銘菓の老舗が営むカフェで「水ようかん」を
福井県を代表する銘菓「羽二重餅」の老舗。きめ細かく、しっとりとした舌ざわりの「羽二重餅」は本店のほか、県内外各地で購入できます。
ですが、わざわざまち歩きをしてまで訪れた理由は、カフェスペースで楽しむ福井の冬の風物詩「水ようかん」を味わうためです。今でこそお土産として持ち帰ることも容易になりましたが、包装容器で損なわれることのない水ようかんの風味を老舗で楽しんでみてください。
- 住所
- 中央3丁目5-19
- 電話番号
- 0776-22-4400
- 営業時間
- 店舗:9:00~18:00
カフェ:11:00~17:00(L.O.16:30) - 休業日
- 年末年始
カフェは木曜日定休
佐佳枝廼社
例年、巨大な干支の絵馬が登場する神社
福井市中心地にあり、寛永5年(1628年)、福井城内に鎮守として東照宮(徳川家康)を祀ったことに始まる神社です。御社名は、松平春獄公が「福井が栄えるように」という願いを込めて「佐佳枝廼社(さかえのやしろ)」としました。
その後、戦災や福井地震によって焼失してしまいましたが、京都市下鴨にある三井家祖霊社を譲り受け、昭和24年(1949年)に移築移転し拝殿としています。例年、その年の干支を描いた巨大な絵馬が登場することでも有名です。
- 住所
- 大手3-12-3
- 電話番号
- 0776-27-2754
- 営業時間
- 見学自由
- 休業日
- 無
福井市中央公園
福井市中央公園は、福井市の中心部に位置し、福井城跡の旧西三ノ丸、西二ノ丸の位置に公園として整備されました。帰り道に通過するだけでもいいのですが、せっかく冬の福井に訪れたのなら、雪に触れたり、雪遊びに興じてみてはいかがでしょうか。
- 住所
- 大手3丁目
- 電話番号
- 0776-20-5460
- 営業時間
- 見学自由
西武福井店
県民から「だるまや」の相性のまま親しまれる百貨店
まち歩きの前に車を駐車した西武福井店周辺に戻ってきます。
最後にお土産を購入して帰りましょう。少し足を伸ばして、福井駅や福井駅すぐのハピリンなどにあるお土産物屋さんを覗いてみるのもおすすめです。帰る前に夕飯も済ませてしまうなら、8階の「ダイニングスクエア」でこの度でチェックしてこなかった福井の美食を探してみてください。
- 住所
- 中央1丁目8−1
- 電話番号
- 0776-27-0111
- 営業時間
- 10:00~19:30
8階レストラン・ダイニングスクエアは、11:00~22:00