橋本左内宅跡
幕末を駆け抜けた天才 橋本左内の生家跡
福井藩の幕末の志士 橋本左内は、福井藩第16代藩主松平春嶽に抜擢され活躍しましたが、安政の大獄により26歳の若さで非業の死を遂げました。
左内は1834年(天保5年)にこの地に生まれました。「稚心を去る」「気を振う」「志を立つ」「学を勉む」「交友を択ぶ」の五訓で有名な「啓発録」は、左内が15歳の時に自分自身への人生訓としてこの地で著したものであり、昭和30年に建てられた「御物啓発録碑」に刻まれている啓発録五訓は、宮内庁に保存されている橋本左内の真筆「啓発録」より謹写したものです。
跡地には産湯を汲んだ井戸、1924年(大正13年)に皇太子殿下(昭和天皇)行啓を記念して建てられた「常盤の井」の標石が保存されています。
基本情報
- 住所
- 福井県福井市春山2-9-26
- アクセス
- 福井駅からバスで上呉服町まで約5分、徒歩約6分
福井駅から徒歩21分(1.6km)