福井市観光公式サイト【福いろ】

これから紹介する景観資源をダイナミックに撮影しました。普段見ることができない角度からの絶景をお楽しみください。

国定公園に指定されている越前海岸。夏は海水浴やスキューバダイビングを楽しむ人々で賑わいます。

海は透明度が高く、その美しさが際立ちます。

また、日本海の荒波により形成された数々の奇岩の圧倒的存在感は見ものです。

全国的にも珍しく沈没船が海底に眠っており、時間の流れとともに魚礁と化した船の近くでは多くの魚が見られます。

夏の終わりごろには海中が美しい青色となることから、ダイビング愛好家の間では「越前ブルー」と呼ばれています。

南越前町南条地区は日本を代表する花はすの生産地で、生産量は日本一を誇っています。

毎年７月中旬から８月中旬にかけて、南条地区のあちらこちらで花はすの色鮮やかな花びらが開きます。

見るものの心に不思議な安らぎを与えるその優美な姿は、背景の山々とあいまって、優しい光景を創り出します。

福井県坂井市にある東尋坊は国の天然記念物で、荒々しい岩肌の断崖絶壁が続く奇勝地です。

溶岩が冷えて収縮する際にできる柱状の割れ目のことを柱状節理と呼び、それが大規模につながることで、珍しい景観が生まれました。

目の前に広がる大パノラマに沈みゆく夕日は、まさに絶景です。

三国サンセットビーチを舞台に繰り広げられ、水中花火としては北陸最大級ともいわれる三国花火大会。

花火師が船から直接海に投げ込む水中花火は、沖を覆いつくす迫力があります。

豪華絢爛、大玉花火と水中花火の共演を楽しむことができます。

あわら市宮谷地区にある「宮谷石切場跡（みやだにいしきりばあと）」。

明治時代から戦後のセメント普及までのあいだ、建築材料として凝灰岩が切り出されました。

かつての石切場には神秘的な空気が漂います。

落差20ｍ。一気に滝つぼへ流れ落ち、水しぶきには虹がかかります。

涼しげな様子を見ていると、夏の暑さも忘れます。

五太子の滝は、水音が鼓を打つ響きと似ていることから別名「鳴滝」と呼ばれています。

ぽっかり空いた森の隙間に、流れ落ちる清流はとても壮大で心奪われます。

日野山は、奈良時代から越前国府（現在の越前市）の象徴として知られた名山であり、紫式部のゆかりの地です。

その山容の美しさから「越前富士」とも言われています。越前市の市街地からは、端正な三角形をした日野山を見ることができます。

標高約240ｍながら大パノラマが楽しめる村国山展望台。

日野山をはじめ、越前市街への眺望を楽しむことができます。

今回は、福井嶺北地方の夏の絶景をご紹介しました。

福井に訪れた方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

紹介した絶景スポットの場所は、下記の地図からご確認ください。