【北庄築城450年】柴田勝家とお市の方ゆかりの地を巡る!福井の歴史を辿る半日モデルコース
北庄城は、戦国武将・柴田勝家が築いた名城。わずか8年で落城し、勝家はお市の方とともにこの地で壮絶な最期を遂げました。その後、仲睦まじく飛ぶ雁の姿を見て、二人の絆を偲んだと伝わっており、現在、城址には柴田神社が建ち、縁結び・夫婦円満・家族運などのご利益があるとされ、訪れる人々の心を癒しています。
柴田勝家、お市の方をお祀りしている柴田神社や、菩提寺である西光寺などを巡り、福井の歴史を感じてみましょう。
さらに、北庄築城450年を記念し、令和7年10月26日(日)までの期間限定で、柴田勝家やお市の方ゆかりの地をめぐる「まち歩きツアー」を実施しています。戦国の面影を辿りながら、福井の魅力を再発見 してみてください。
ツアー①「「めおと雁」が飛んだ北庄城址」
ツアー②「勝家公とお市の方に出会うまち歩きツアー」
- 所要時間
- 日帰り(3~6時間)
- 交通手段
- 徒歩

柴田神社(北庄城址)
猛将:柴田勝家、信長の妹:お市の最後の地
戦国武将、柴田勝家は織田信長から49万石を与えられ、数年の歳月をかけて居城である北庄城(きたのしょうじょう)を築いたと言われています。城を訪れたスペインの宣教師、ルイス・フロイスは九重の天守などを見て、その壮大さに感嘆しています。天正11年(1583)、対立した豊臣秀吉の軍に攻められた勝家は、自ら城に火を放ち、妻で織田信長の妹のお市や一族とともに壮絶な最後を遂げました。同時に城もわずか8年という短い命をとじたのです。
現在、北庄城の跡には柴田神社が建ち、柴田勝家公とその妻お市の方を御祀りしています。境内には、柴田勝家公、お市の方、そしてお市の娘三人の姫の像があり、併設する北の庄城址資料館では、北庄城の遺物や鬼瓦、勝家の時代に造られた半石半木の奇矯「九十九橋」に使われたという石柱、九頭竜川に掛けられた舟橋をつないだ鉄鎖などが保存されています。
柴田勝家・お市の墓所もここから徒歩圏内(約1km)にある西光寺にあります。
- 住所
- 中央1-21-17
- 電話番号
- 柴田神社 0776-23-0849
- 営業時間
- 見学自由
北の庄城址資料館/午前9時~午後5時 - 休業日
- 無
- 柴田神社
- 柴田神社
- 柴田勝家公像
- お市の方像
- モテ祈願
- 絵馬
- 柴田勝家公像
- 柴田神社
- 瓶割煎餅 柴田勝家にちなんだ限定のお土産
- 茶々、初、江、3姉妹の像
西光寺(柴田勝家・お市の方墓所)
織田四天王の一人 柴田勝家と、お市の方が眠る菩提寺
西光寺は柴田勝家、お市の方の菩提寺。朝倉氏滅亡後、勝家が北庄(きたのしょう)に築城する際に吉田郡岡保次郎丸から現在の左内町に移転させたと言われています。境内には勝家、お市の方が眠る墓や、勝家の念持仏や刀、そのほか数々の遺品などが収納・展示されている柴田勝家公資料館があります。
勝家は「織田四天王」の筆頭と呼ばれていますが、同じく「織田四天王」に名前の挙がる丹羽長秀の墓所は西光寺から約800mの距離にあり、四天王のうち2大武将の墓所は徒歩で巡ることが出来ます。
また滝川一益のものと伝わる墓は越前市の霊泉寺にあり、福井県内には四天王のうち3武将の墓があります。
- 住所
- 左内町8−21
- 営業時間
- 【勝家公資料館拝観時間】
12:00~16:00
※要事前連絡
- 柴田勝家公資料館
- 境内にある石像
自性院(お市の方の菩提寺)
戦国時代の美女、お市の方の菩提寺
夫柴田勝家公と北庄城で自害したお市の方の23回忌相当年に、その院号「自性院」を賜るとともに現在の地に移され、以後お市の方の菩提寺となっている。
- 住所
- 西木田2丁目10-21
- 電話番号
- 0776-35-1775
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ゆかりの地を巡った後は、福井駅周辺で食事や銘菓、お土産の購入、ちょっとした歴史スポット巡りなども楽しむことができます。福井での滞在時間を余すことなく楽しむために、福井駅周辺のみどころもチェックしてください。