蓮如堂(福井市高屋町)

蓮如上人が逗留した光明寺跡と伝わる

1471年、本願寺第八世蓮如上人は吉崎(現あわら市)に下向坊舎を建立し精力的に布教を始めます。1472年、高屋(現福井市高屋町)に居住していた朝倉敏景の家臣民部景親は蓮如上人に帰依し出家、光明寺を建立します。1474年には吉崎御坊焼失の折、上人を高屋の道場に連れ三十日間接待しました。

1590年、高屋の光明寺が大破し福井の鍵町(現福井市春山2丁目)に移転した際、高屋の寺跡の管理が中谷家に依頼され、この頃に最初の蓮如堂の建立されました。1936年、蓮如上人の木像を安置した蓮如堂を高屋の中谷同行が建立、1998年には御堂が再建されました。

(参考:蓮如堂の由来(御座光明寺高屋門徒))

基本情報

住所
福井県福井市高屋町33-4-3
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