山内甚之助翁 住宅跡地

北海道上砂川開拓の祖

山内甚之助は1852年(嘉永5年)に現在の福井市鶉地区(旧坂井郡鶉村)に生まれました。


福井市鶉地区(旧福井県鶉村)と北海道の上砂川町とは歴史的にゆかりが深く、明治32年に山内甚之助氏他8名の開拓者が入植し、現在の上砂川町の鶉本町生活館付近に鶉農場を開拓したことが上砂川町の発祥となっています。上砂川町が開拓地として認められたのは、明治31年に北海道長官となった、同じく福井県鶉村出身の杉田定一の働きかけによるものでした。

上砂川町開拓の祖である山内甚之助氏は故郷の鶉を偲び、開拓地を鶉村と名付け、今でも「鶉」の名がつく場所が多数残っています。

これらの縁から、福井市鶉地区と上砂川町との間では小中学生による交流事業が行われています。


居住地跡の向かいにある稲荷神社にあった御神体は、現在は北海道上砂川町鶉本町にある鶉神社に移されたため、稲荷神社には御神体が入っていた石逗子のみが残っています。(御神体がある上砂川町の鶉神社には、山内甚之助氏の功績を称える「開拓記念碑」が建っています。)

動画

基本情報

住所
福井県福井市西中野町(稲荷神社向かい)
備考
Youtube動画2:55から山内甚之助の説明あり
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