振媛終焉の地 / 童子之城姫屋敷跡之碑
継体天皇の母である振媛の終焉の地とされる、坂井市春江町姫王に立つ石碑
坂井市春江町姫王地区はオオド王(継体天皇)の母である振媛が晩年を過ごした屋敷跡があったと伝えられ、地区名の「姫王(ひめおう)」もそれに由来すると言われています。
昭和11年刊の「福井県神社誌」には姫王地区にある春日神社について、「繼體天皇(継体天皇)の御母振媛命、當村に御在座あらせられしと口碑に傅ふ。今尚后屋敷迹せりと。」と記され、継体天皇の母である振媛が姫王村に住み、その跡が残っていたことを伝えています。
姫王地区の南西には、平成5年に春江町と地元姫王地区により建立された「振媛命在座終焉之地童子之城媛屋敷跡之碑」があります。姫王神社(現春日神社)の境内にあったと伝わる大石(怪我石=昔から触ったりまたいだりすると怪我をすると言われていた)と穴の開いた石(馬繋石)が置かれ、碑を建てて守り伝えられています。
- エリア
- 東尋坊・あわら温泉エリア
基本情報
- 住所
- 福井県坂井市春江町姫王
- 営業時間
- 見学自由