石丸城公園(石丸城跡)
南北朝時代の武将、新田義貞と弟の脇屋義助ゆかりの地
石丸城公園は、「太平記」にも登場する、新田義貞と弟の脇屋義助が居城して戦った石丸城の跡地に整備された公園です。城跡は市の区画整理事業の際の発掘調査で発見され、建物や堀の跡が確認されています。
公園内には、旧北国街道沿いにあった「人橋地蔵」が移設されています。昔この地には大沼があり、それを迂回すると時間がかかるため、何度も橋を架けてはその都度流されていました。そこで占いによって2人を人柱にして架橋しました。この地蔵は、人柱になった僧と少年を供養するために造られたと言われています。
基本情報
- 住所
- 福井県福井市石盛3丁目601
- 営業時間
- 見学自由
- 天満神社
- この地からやや西に天満神社があります。石丸城は、新田義貞やその弟脇屋義助が一時居城としたといわれ、脇屋義助は菅原の道真を守り本尊としていたことから、ここに天満神社を建てたと伝わります。