福井の冬の味覚の王様、越前がにを食べ尽くそう!

更新日時: 2022/01/13(木)

冬は、越前がにを食べないと始まらない!
期間限定の味わいは贅沢、至福、極上のひと時。

 

 

越前がに

 

福井を代表する冬の味覚の王者、黄色いタグが目印の越前がに。

 

全国各地、カニの産地は数あれど、知名度と品質は全国トップクラスで、カニとしては全国初の「地理的表示(GI)保護制度」の対象に認定されています。

 

さらに全国で唯一、明治時代から毎年、“献上がに”として皇室に献上していることからも、その品質の高さが証明されています。

 

瑞々しくて甘さも上品な身と濃厚な味噌。

どれもが奥深い味わいで、茹でても焼いても、刺身、鍋、丼など、どのようにして食べても一言、「美味しい!」に尽き、食通を含め多くの人が「一度食べたら忘れらない味」「高価だけど食べる価値あり」との太鼓判を押します。

 

最近では、地元飲食店ではカニの美味しさを生かした創作料理も提供されています。

 

では、なぜ、越前がにはこれほどまでに美味しいのでしょうか? 

いくつかの理由をお教えしましょう。

 

安土桃山時代から、福井人は美食家?!
好環境で育ち、職人技が作る極上の味わい。

 

越前がに

 

まずは、漁場の環境です。越前海岸沿岸は複雑な潮の流れにより、越前がにのエサとなるさまざまなプランクトンや魚が集まる豊かな場所です。段々畑状になった海底は、カニにとって快適な生息場所でもあります。

 

次は、漁場から港までの距離です。

漁場は遠い所と思われがちですが、漁場~港は約1~2時間と短距離。ですから水揚げして短時間で、新鮮なまま出荷できるのです。

 

漁獲についても福井独自の決まりがああって、資源保護のために甲幅9cm以上のものしか漁獲していません。成長し、確実に身が詰まったカニだけを獲っているので、食べ応えは十分です。

 

一番ポピュラーな食べ方である茹でガニ。その茹で方には、職人技が光ります。地元に伝わる“カニ見十年、カニ炊き一生”という言葉通り、カニの取り扱いは繊細かつ難しいと言われています。その難しさを常に超えようと技を磨き続ける職人達が、茹でガニの美味しさを支えていると言っても過言ではありません。

 

ちなみに歴史上の文献によれば、カニ漁は安土桃山時代から始まったと言われています。つまり、福井では大昔からカニ漁や美味しい食べ方を熟知し、それが今も続いているというわけです。

 

ズワイにせいこ、ズボ…どれを食べよう?
全部食べたいから、泊まってカニ三昧。

 

越前がに

 

越前がにはとは、オスのズワイガニのことを言います。

その中でも、甲羅が14.5cm以上、重さ1.3kg以上、甲羅幅14.5㎝以上、爪の幅3cm以上のものを“極”としてブランド化されています。

 

越前海岸で水揚げされるのは、ズワイガニだけではありません。

 

メスのせいこがにと、ズワイガニの脱皮直後の状態である水がにです。

 

せいこがにの特徴は、お腹の中にある赤いダイヤ”と呼ばれる内子(卵巣)と、プチプチした食感の外子(受精卵)です。この味のファンは越前がに以上かもしれません。

 

水ガニは水分を多く含み、食べる時に「ズボッ」という音が出ることから“ズボガニ”とも呼ばれています。越前がによりも甘いのが特徴で、販売時には茹でた脚だけが束ねられています。茹で立ては甘さがより一層引き立ち、その味に驚く人も多いようです。

 

福井以外の場所で越前がにを食べるのも美味しいですが、やはり地元で新鮮なものを食べるのが一番! 

 

だから、越前がに+宿泊がおすすめです。

 

数時間前まで海底にいたカニを、いろんな味わい方で楽しむ。

 

これぞ王者、越前がにに相応しい向き合い方であり、贅沢な冬限定の過ごし方と言えるでしょう。

 

(漁期)

越前がに/11月6日~翌年3月20日

せいこがに/11月6日~12月31日

水がに(ズボガニ)/2月19日~3月20日