照恩寺

新しい仏教芸術「テクノ法要」発祥の寺

1476年(文明8年)吉崎御坊焼失後、朝倉敏景公が蓮如上人の近親にあたる蓮實を坊職に迎え、一乗城下新町に建立した御坊が照恩寺の始まりです。

朝倉氏滅亡後、東郷城主長谷川秀一公の命により東郷の地に移転しました。

現在では、2016年(平成28年)にを開始した「テクノ法要」が、国内外から注目をいただいています。


テクノ法要とは、伝統の声明(仏教のメロディー)を現代的なサウンドでアレンジし、照明やプロジェクションマッピングで仏の光の世界を表現することを目指した試みで、照恩寺では「花まつり」や「報恩講」といったお祝いや感謝の意味合いが中心の法要で勤めています。

伝統的な声明も荘厳(寺院のきらびやかな装飾)も、先人が極楽浄土をイメージして時代の先端技術を取り入れながら変化したものです。

この伝統を大切にしながら、現代のテクノロジーを活用し、固定概念に執われずに美しい仏の世界を表現しようとする想いは、時代を超えて先人と共有しているように感じます。


また、2024年(令和6年)からは「極楽Ambient」と題してプロジェクションマッピングを施した本堂に、静かなアンビエント音楽が漂う非日常を体験していただくアート空間として開放しています。

開放時間:毎週金土日13:00~17:00

入場無料(ご寄付歓迎)

なお、開放時には、「寺カフェ Show-on G茶坊」を営業しています。

基本情報

住所
福井県福井市東郷二ヶ町36-9
駐車場
あり
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