月見の石 / 勾之里舊跡

古くはこの附近を「勾」と称し、豊富な湧水と水害のない安定した地形は最も住みやすい地域であった。西暦500年頃男大迹皇子(後の継体天皇)の第一子、勾大兄金日尊が生誕、居住されたと伝えられ、その地名は現在変化して「真柄」となっている。

のちに勾大兄皇子は都(奈良)へのぼり、継体天皇崩御後安閑天皇となる。

月見の石は当時継体天皇が月見の折、腰をかけられたと伝えられているものである。又ここより西方五百米にある山の麓にある新宮神社は勾大兄皇子が紀州の熊野新宮を勧請したものといわれている。

(説明版 / 味真野観光協会)

基本情報

住所
福井県越前市上真柄町
アクセス
武生インターから車で5分(約3.5km)
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