福井のおすすめ工場見学・体験スポット!子どもから大人まで楽しめます
今全国で人気を集めている工場見学。
福井でも普段見ることのない工場内の見学や、体験付き見学ツアーを実施している企業が多くあります。
今回はその中でも、福井らしさあふれる企業をピックアップ!
子どもから大人まで一緒に楽しめる、知的好奇心を満たしてくれるスポットをご案内します。
- ライター:はるこ
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〈鯖江市〉LensPark(レンズパーク)
メガネフレームの日本国内シェア約96%を誇るめがねの産地、福井県「鯖江」。
世界三大眼鏡生産地にも数えられ、鯖江産めがねは丈夫で耐久性に優れていると、世界からも高い評価を受けています。
1953年に創業して以来数々のレンズ製品をつくる「乾レンズ」が、「楽しみながら」「皆に目を守ることの大切さを知ってほしい」という想いでオープンした体験型レンズショップが「LensPark」です。
いざ、眼鏡づくりの工場見学へ
レンズパークには、運営している乾レンズの工場が併設されていて、工場見学をすることができます。
早速ですが、お店でスタッフさんから
「300種類ものレンズから何を購入したらよいのか」
「安価なサングラスと高価なサングラスの違いは?」
「紫外線が及ぼす身体への影響」
等レンズ選びの大切さを学んだ後、お店を抜けていざ工場へ!
本物のものづくりを感じる作業風景
工場では、レンズのカットや研磨が日々行われています。
大量生産されるレンズですがカットする工程や研磨など、作業が意外とアナログで丁寧に行われていることに驚き!
様々な種類のフレームが存在するため、レンズの形も多様で人の感覚が非常に重要な作業になります。
カットは0.01mmの精度で行われるのだとか。
きちんとフレームの湾曲に沿っているか、収まりがいいかなど一つ一つチェックしながら行います。
この時0.1mmでも違ってしまうと
商品になった時に不具合がでてしまうこともあるので慎重に行う必要があるのだそう。
皆さん手際よく作業をすすめていました。
1本1本
LensParkって何ができるところ?
LensParkの店内に入ると目に飛び込んでくる
キャンディーのようにレイアウトされた300色以上のカラフルなオブジェ。
実はすべてサングラス用のレンズ。
台から取り出して顔に合わせたり、
テラス席に出て太陽の下で見え方を試したり…
お気に入りのレンズが見つかったらフレームにはめ込んで、
自分だけのオリジナルサングラスを作ることができます。
※フレームの持ち込みも可能!
またこちらはカフェや休憩スペースもある珍しいメガネショップ。
2階には赤ちゃん連れも休める座敷もあり、
子連れの方もゆっくり過ごすことができるのが嬉しい!
眼鏡について知識を深めた後はワークショップやカフェタイム
工場見学プランにはなんと同店自慢のソフトクリーム(または珈琲)がセットになっているので
カフェタイムも楽しむことができちゃいます。
眼鏡の砂糖菓子がかわいいソフトクリームに思わずほっこり。
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子どもも大人も楽しめるワークショップ
お子様向けに(※大人ももちろんOK!)本物のレンズを使用したワークショップを常時開催。
自分だけのオリジナル眼鏡やペンダントを作ることができます。
以下のワークショップは予約不要なので、気軽に体験してみてくださいね。
▻わくわくレンズでこでこ /550円※所要時間20-30分
好きなレンズをデコデコして自分だけのネックレスを作ろう
▻らくがきサングラス /550円※所要時間20-30分
紙製のめがねをクレヨン等でラクガキして大人に負けないサングラスをつくろう(レンズは本物)
レンズパークのコンセプトは「目を守り、暮らしを楽しむことをテーマにした複合施設 」。
ギャラリーでレンズを選ぶ人、
カフェで一息つく人、
ショッピングを楽しむ人。
それぞれが交わる空間の中で、楽しみながら眼鏡を作ることができる今までにない場所。
眼鏡は毎日使う身近なものなのに、意外とその生産地や工程は知られていません。
レンズ工場直営店だからこそできる体験の数々。
目を守ること・眼鏡の大切さを改めて実感できる「レンズパーク」に足を運んでみて。
基本情報
【レンズパーク】
住所:福井県鯖江市丸山町1-3-31
電話番号:0778-52-7977
営業時間:10:00-19:00 カフェL.O. 18:30(月曜日のみ17:00)
定休日:火曜
工場見学 2,200円~/人
※所要時間45分 最低決行人数5名
工場見学後カフェでソフトクリーム付き
※ワークショップは別途料金にて
※写真撮影は可能ですが、撮影禁止のものもあるのでお尋ねください
〈福井市〉米五 みそ楽
福井のふるさとの味を支え続けている、老舗味噌製造会社「米五」。
創業天保2年(1831年) 、曹洞宗大本山・永平寺の味噌蔵を預かり、御用達店として長年味噌づくりを続けている会社です。
曹洞宗大本山・永平寺では、
開祖である道元禅師が記した「典座教訓」の精神に準じ、修行僧が自ら精進料理を作っています。
肉や魚を補う貴重なタンパク源として、味噌は心身を支えるために欠かせないものでした。
福井の地で育った選りすぐりの米と、
厳選した国産大豆、天日塩を使い、素材のうまみを最大限に引き出した味噌は皆に愛される味わいで多くの人に親しまれています。
販売所やカフェも!味噌を存分に知ることができる複合施設
2018年に「買う」「食べる」「学ぶ」「体験する」 ことができる味噌の複合施設をOPEN!
1階では味噌の量り売りをはじめ、多くの発酵食材を販売。
味噌ソムリエも在籍しているので、お好みの味噌を見つけて購入することができます。
2階にあるカフェ「みそカフェmisola」では「みそに、恋する」をコンセプトに
同店の味噌や発酵食材を多く取り入れた週替わりのランチやオリジナル味噌カレーを楽しむことができるお食事処。
さらに味噌づくりやみそだまづくり体験ができる専用のお部屋もあり
様々なワークショップを通して味噌や味噌づくりについて学ぶことができます。
みそ蔵の工場見学
ここに来たらみそ蔵の工場見学もぜひ行っておきたいところ。
見学料はなんと無料で、普段見ることができない工場内や奥深い味噌の歴史を知ることができます。
ヘアキャップをかぶって蔵の中に入るとまず感じる味噌の良い香り!
どこか懐かしさを感じる工場内の雰囲気にも心ときめきます。
味噌の原料はすべて国産大豆に国産米。
福井や富山など北陸産のものが多いのだとか。
一週間に1.8トン(袋にすると60袋ほど)ものお米を扱っているそうです。
先穀機で洗った大豆は蒸され、米は米麹に。
奥に進むと熟成中の味噌の貯蔵庫が。
発酵が終わったものがこれ以上発酵しないようにする冷凍庫もありました。
伝統的な製法で作られる味わい深い天然醸造や
蒸気で温めて大量生産できる温醸熟成など…
それぞれの違いや作り方の説明を受けながら案内してくれます。
また出荷前に、一つ一つ人の手でパック詰めされる様子も見ることもできましたよ。
みそだまづくり体験
工場見学で味噌について学んだあとは体験教室がおすすめ!
みそ楽の2階にはワークショップ用の広い体験スペースがあり
お湯を注げば味噌汁が完成する、自分だけのみそだまづくり。
具材は定番のものから、美容や健康に良いとされている変わり種まで9種類が用意されています。
好きな組み合わせを見つけたら丸めて箱の中へ。
簡単な作業なので
小さなお子様から大人まで老若男女が楽しめる体験です。
見た目もかわいく、自分だけのお土産にぴったり。
まとめ
いかがでしたか?
こちらにくれば工場見学から食事、体験教室、買い物まで、
味噌を通じて、様々な学びと体験を楽しむことができます。
福井の老舗味噌店で、思う存分味噌を感じて楽しんでみて!
基本情報
【米五のみそ】
住所:福井県福井市春山2丁目15-26
定休日:毎週水曜、お盆、年末年始(臨時休業あり)
カフェのみ、月曜日が祝日の場合の翌火曜日
▻1F直営店…0776-24-0081
営業時間:10:00~18:00
▻2Fカフェ…0776-43-0525
ランチタイム:11:00~14:00
カフェタイム:14:00~17:00
▻工場見学
実施時間:みそ楽営業時間に準ずる ※詳しくは㏋にて
※8名様以上の団体のお客様は一度お問合せください。
所要時間:30-40分
参加費:無料
参加人数:1名から20名程度まで※相談により調整可能
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