【永平寺周辺観光】おすすめランチ/デザート/観光スポット8選!
永平寺町は福井県最大の河川・九頭竜川が流れ、豊かな自然と多くの歴史・観光スポットがあります。
生い茂る木々の緑とすがすがしい空気に包まれ心も身体も癒してくれる永平寺町。「大本山永平寺」は年間50万人の方が参拝に訪れる国内外から注目される曹洞宗のお寺ですが、今回は永平寺周辺で訪れてほしい観光名所8選をご紹介します。
- ライター:福いろ編集部(2021~2022)
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1.寂光苑(じゃっこうえん)
永平寺には多くの方が参拝されますが、永平寺川沿い上流にある寂光苑まで訪れる人は僅かです。
永平寺の山門の外側にある寂光苑は、昭和5年(1930年)に永平寺2世、孤雲懐奘(こうんえじょう)禅師の650回忌を記念して、現在の正門付近から移転。平成12年(2000年)に、道元禅師御生誕800年を記念して苑内が整備されました。
唐門から川沿いに進み橋を渡ると緑に囲まれた広場が見えてきます。清々しい空気と静けさに包まれた厳かな場所です。
まず飛び込んでくるのは、永平寺の開祖・道元禅師の「稚髪像(ちはつぞう)」です。
道元禅師が出家を決意をした少年期の姿で、神々しく力強い姿は圧巻です。
寂光苑の一番奥の御堂には道元禅師が祀られており、身が引き締まります。
また苑内には歴代住職の霊石や、開基波多野義重公の墓地もあります。
「寂照(じゃくしょう)の鐘」と呼ばれる鐘楼もあり、誰でも自由に鐘を撞くことができます。
重く強い鐘の音は心まで響くようです。1人2回まで撞けますので、願いを込めて撞いてみましょう。
心が洗われる静寂のひととき。聴こえてくるのは川のせせらぎや鳥のさえずり。見事に苔むした石を眺めながら川辺を歩き、玲瓏の滝にも癒されましょう。
永平寺を参拝するなら一度は訪れておきたい場所です。
基本情報
2.熟成かつ天膳
福井で大人気の熟成とんかつで大満足ランチはいかがですか?
熟成とんかつとは、豚肉を低温管理のゆきとどいた庫内で熟成させて旨味と柔らかさを最大限に引き出した状態のお肉。
低温でじっくり揚げることで更に柔らかく繊細な肉質を味わうことができます。
人気ナンバーワンの、お肉本来の旨みを引き立てる2種類の岩塩と頂く贅沢な「岩塩ヒレかつ」、自慢の熟成とんかつを豪快に使用し、農林水産大臣賞を獲得した「もみじ卵」を贅沢に2個使って包みあげた冬限定の逸品「かつ鍋」、リンゴ、トマト、玉ねぎなど野菜本来の甘みが詰まったこだわりの特製ソースを使用した福井県のソウルフード「ソースかつ丼」など、様々なメニューを味わうことができます。
お持ち帰りも可能な、天膳オリジナルの「純けいカツ丼」は噛むほどに旨みが出てくる親鳥に濃厚なねぎ胡麻だれを絡めた一品。
超極細のパン粉を使い余計な油を抑え、純けい本来の旨みが堪能できるように仕上げられており、福丼ランキングN0.1にも選ばれています。
食材、調理法、接客、雰囲気、全てにこだわり、また来たいと思わせてくれる食事を提供してくださる「天膳」。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
3.洋菓子店コロンバ
20種類以上から選べる美味しいケーキでゆったり休憩しませんか?
福井の和菓子の老舗の流れを汲む洋菓子コロンバ。オープン40年以来、くつろぎのお時間やお誕生日などの記念日を彩るものとして、地元のお客様に幅広く支持されています。
作り手の厳しい目で厳選された最良な原料で作られた生ケーキは随時20種類以上♪定番のものから季節ならではの商品までとっても豊富です。
安心、安全で、厳選された素材でつくられる商品は、テイクアウトだけでなく、店内でもできたての美味しいケーキやパン、ピザ、パスタなどをドリンクと共にお召し上がりいただけます。
季節限定で開放しているテラス席には、ぶどうの木がつるを伸ばして木陰にし心地良い空間を演出してくれます。
夕暮れどきには、店内から山間の太陽の沈む様子が見え、空と雲の色はとても神秘的で美しいです。
大粒の国産の苺、旬のいちじく、ブルーベリーや桃など季節ならではのフルーツをゴロっと敷き詰めた贅沢なタルトは大人気です。
アーモンドタルトにマロンムースと栗の甘露煮を乗せ、たっぷりの栗クリームで包み込んだ濃厚で風味豊かな味わいの和栗モンブランも毎年ご好評の一品です♪
商品は季節によって入れ替えがあるそうですが、その時期、その時期に訪れる楽しみがありますね。
お店のさらなる一押し商品は甘みの強い米粉を100%使用した米ロール。独自の技術で仕上げ、微粒米粉を使用することで、キメ細かいふわっふわの生地が完成!おみやげにも大好評です。
自然の甘みを贅沢に生かしているので、米ロールの生クリームには砂糖を使っていません。低カロリーなところもうれしいポイントですね♪
「塩ロール」「味噌ロール」「酒ロール」の3種類は、通年通してオンラインでもお買い求めいただけます。
店頭販売のメロンやブルーベリー、白桃、よもぎやさくらなど、季節限定の米ロールも見逃せません!とってもかわいいですね♪
特注ケーキでは、様々なイラストのケーキにもご対応いただけるようです。
お子様の大好きなキャラクターを描いてもらった時の喜ぶ顔が目に浮かびますね!
越前福井地方独特の方言「おぼこい」「かたいけの」「てなわん」「だんね」「おもいでな」を商品名にした蒸し菓子もお土産などとして人気だそうです。
独自製法で作ったしっとりとした味わいの一品です。
「おいしいお菓子を喜んでいただきたい」と感謝の気持ちを込めて、安心安全な材料を厳選しているコロンバ。
お食事やカフェ、生ケーキやお土産まで幅広く利用でき、地元に支持されるお店です。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
基本情報
洋菓子コロンバ
<住所>福井県福井市林藤島町19-31-1
<電話番号>0776-52-5608
<営業時間>9:00~19:30(月曜のみ19:00閉店)
<休日>不定休(月1回)
基本情報
洋菓子コロンバ江端店
<住所>福井県福井市江端町24-7-2
<電話番号>0776-38-5608
<営業時間>9:30~19:00(土・日・祝は9:00から営業)
<休日>不定休(月1回)
4.永平寺だるまぷりん
お店の前にちょこんと立っている黄色い『だるぷり男爵』が目印!日本一縁起がいいと話題の永平寺だるまぷりんはおみやげにもぴったり。厳しい修行を終えた修行僧も、思わず食べたくなるくらいおいしいプリンなんだとか。
禅と関わりの深いだるまをモチーフにしたプリンは、“禅のまち”永平寺にぴったりのスイーツです。
福井県産素材にこだわったプリンは、店内の工房でひとつひとつ手作りしています。牛乳、卵、旬の果物をたっぷり使った体に優しいプリンです。
福井産フルーツを使った季節限定プリンもありますよ。味に合わせてだるまの表情も少しずつ違っているのも要チェック!
その時々で1番おいしいフルーツがたっぷり乗っていますよ。
たくさんの種類がありますが、1番人気は「ぷれーん」なめらかで驚くほどのやわらかさ!とろける口当たりの秘密はたっぷりの生クリーム。天然バニラをふんだんに使っているのでとってもいい香り。
硬めが好きな方には「かため」もあります。
味はもちろんデザインも可愛らしく、手土産に喜ばれるとろとろプリン。
なめらかで濃厚なカスタードが口の中で溶けていく食感に、感動すること間違いなしです!
基本情報
永平寺だるまぷりん
<住所>福井県吉田郡永平寺町志比28-2
<電話番号>0776-63-3333
<営業時間>10:00〜17:00(11月~3月は16:30) ※売り切れ次第終了
<休日>不定休
<駐車場>あり
▶福井駅構内のくるふ福井駅に直営店がOPEN!さらにお求めやすくなりました!
5.アトリエ菓修
伝説のパティシエ奥河原修造さんが作る本格スイーツでほっこり一息しませんか?
奥河原さんは、20代で単身フランスに渡り、ベルンやパリの有名ホテルで修業を積み、帰国後、福井市内に「ピュイ・ダムール」をオープンしました。福井で長く愛される人気スイーツ店でしたが、定年を迎え実家のある永平寺へと移住。
しかし、奥河原さんのケーキが忘れられないというファンの熱い要望に応え、奥様が経営する蕎麦店「一休」の横にアトリエ菓修を開きました。
オープンを知り、この味を求めて県外からも多くのファンがやってきます。
バターの香り豊かなパイ生地が織りなす味わいは格別です!人気のスイーツは「一休」2階でドリンクと一緒にいただけますよ。
秋から春ごろまでの販売される特定の農家から仕入れた紅玉を使ったアップルパイが絶品。焼いても焼いてもあっという間に売り切れるそうです。
春から秋は同じ生地を使ったクリームパイを楽しめますよ!こちらも好評です。チーズケーキやロールケーキのほか、10種類のジェラートを取り揃えています。
永平寺参拝の後はあまーいスイーツでティータイムもいいですよね。パリの一流ホテルでパティシエの経験を持つご主人が手掛けたスイーツは、午前中に売り切れることもあるので、早めに来店するのがおすすめですよ。
基本情報
アトリエ菓修
<住所>福井県吉田郡永平寺町志比28-9-2
<電話番号>0776-63-3433
<営業時間>10:00〜18:00
<休日>木曜
<駐車場>あり
6.ESHIKOTO
福井を代表する日本酒・黒龍で有名な石田屋二左衛門株式会社が、日本酒と福井の食を五感で楽しめる酒蔵観光施設「ESHIKOTO」をオープン!施設名の「ESHIKOTO」とは“とこしえ(永久)”の逆さ読み。さらに、「良い」という意味の古語“えし”に“こと”を加えた言葉です。
今から30年前、ブルゴーニュのワイン銘醸地を訪れた8代目の水野代表が、「いつか福井にもこういう施設を作りたい」と思ったことがきっかけでスタートしたESHIKOTOプロジェクト。10年の歳月をかけ、2022年6月に、臥龍棟(がりゅうとう)と酒楽棟(しゅらくとう)、アーチ型の地下蔵がオープンしました。
今回は酒楽棟の石田屋ESHIKOTO店 と Apero&Patisserie acoya(あこや)をご紹介します。
6-1.石田屋ESHIKOTO店
酒楽棟にある黒龍酒造の旗艦店・石田屋ESHIKOTO店では、ここでしか買うことができない限定酒の購入やお酒の試飲ができます。
なかなか手に入らないと言われている、15ヵ月以上瓶内熟成をさせたスパークリング日本酒「スパークリング日本酒 AWA2019 Extra Sweet」や限定の「黒龍大吟醸」、「黒龍しずく」などの高級酒を購入できるとあって、県内外からファンが訪れています。
他にも梅酒や生酒、限定「小瓶3種セットとわ」など、常時15種前後が販売されています。
ソムリエが常駐しており、美味しい飲み方や楽しみ方を提案してもらえます。好みを伝え、ぴったりのお酒を選んでもらいましょう。テイスティングで、味わい方や製法、思いを聞きながらいただくと美味しさもひとしおです。
基本情報
石田屋ESHIKOTO店
<住所>福井県吉田郡永平寺町下浄法寺12-17
<電話番号>0776-63-1030
<営業時間>10:00~17:00
<休日>水曜日
<駐車場>あり
※20歳未満の方の入場はできません
6-2. Apero&Patisserie acoya(あこや)
朝日と共に目覚め太陽が沈むまでを、禅・食・酒をテーマに表現するApero&Patisserie acoya(あこや)。
福井県産スギの一枚板を使った大きなテーブル、越前和紙製の壁紙などこだわりの内装で、リッチな非日常の空間がつくり出されています。
福井にこだわった食材はもちろん、食器も福井の伝統工芸品を使っていて、福井愛いっぱいの料理が楽しめます。
ランチやパフェだけではなく、モーニングも楽しめるのが嬉しいポイント。
この日のランチ、メインは黒龍の吟醸酒粕を食べて育った黒龍吟醸豚のグリエ。力強く深い旨味とあふれる肉汁が特徴です。華を添えるサラダは、ビビットなお花がアクセントになっていました。黒龍酒粕から種を起こし焼き上げたカンパーニュは他にはない香ばしさがたまらない。日本酒と共に召し上がってくださいね。
AcoyaではSDGsにも取り組んでいますので、食事をするだけでSDGsに参加できるのも嬉しいですね。
※メニューは定期的に変わります。
ジュエリーのように美しいパフェは繊細に作りこまれていて、この一皿で幾通りものハーモニーが味わえます。福井産・旬の果物とハーブがメインになっていて一口ごとに新鮮さがあり、最後まで変化が楽しめます。
ハーブティとのペアリングで、パフェをより美味しくいただけます。
AcoyaではSDGsにも取り組んでいますので、食事をするだけでSDGsに参加できるのも嬉しいですね。
※メニューは定期的に変わります。
基本情報
Apero&Patisserie acoya(あこや)
<住所>福井県吉田郡永平寺町下浄法寺12-17
<電話番号>0776-97-9396
<営業時間>モーニング(要予約)、ランチ、アラカルト(17:00 L.O.)
<休日>水曜日、第1・3火曜日
<駐車場>あり
※20歳未満の方の入場はできません
自然の偉大さ、福井の文化のすばらしさを体験でき、これからも進化し続けるESHIKOTO。今後、蒸留所・醸造ラボ・オーベルジュなどができる予定です。
福井に来たならば必ず立ち寄ってほしい、世界に誇れる大人のコアスポットです。
※お酒を扱う施設のため20歳未満の方の入場はできませんのでお気を付けください。
基本情報
7.けんぞうそば
永平寺で蕎麦といえばやっぱりけんぞうそば!
駐車場には福井だけではなく県外のナンバーがずらり。店内には、有名人のサインや取材を受けたテレビ番組が流されていて人気の凄さが伝わります。
古民家を改装した、どこか懐かしさと落ち着きを覚える座敷。みんなでわいわい、アットホームな雰囲気の中でいただきます。
つやつやとみずみずしい手打ち十割蕎麦!福井県産と北海道産のそば粉を使用しています。
メニューは2種類、大根おろしが入っただし汁をかけて食べる「おろしそば」と、辛味大根のしぼり汁に特製出汁をかけて食べる「けんぞうそば」ですが、その両方の味が楽しめちゃう「五合そば」「十合そば」がおすすめです。
好みに応じて一合単位で追加注文できるので、たくさん食べたい方や大勢で行かれるならこちらを頼むとお得ですよ。(五合で2〜3人前)
辛味大根の搾り汁をだし醤油で割り自分の好みの辛さにした出汁をかけ、薬味をたっぷり乗せたら、豪快にいただきます!
コシがあるのにつるりとした爽快な喉越しと、蕎麦の豊かな風味が最高!大根の風味とピリリとくる辛味がたまらない。これぞ越前蕎麦の醍醐味。出汁と大根、蕎麦という素朴な組み合わせなのに奥深い旨味と香り。
この蕎麦を食べないと福井の蕎麦は語れませんね。いつも行列ですので、前もっての予約か時間に余裕をもっておでかけくださいね。
基本情報
けんぞうそば
<住所>福井県吉田郡永平寺町松岡春日3-26
<電話番号>0776-61-1481
<営業時間>火~金:11:00~14:00
土日祝:11:00~16:00
※麺が無くなり次第終了
<休日>不定休
<駐車場>あり
8. La poste(ラ ポスト)
旧郵便局をリノベーションしたレストラン ラポスト。
能登で農業に携わるオーナーの母親から届く採れたての能登野菜や風味豊かな「永平寺野菜」など、新鮮食材を使ったカジュアルフレンチが楽しめます。
ノスタルジックな佇まいに昭和の風情を感じるロケーション。
能登で農業に携わるオーナーのお母さん、通称とみえおばあちゃんが作った無農薬野菜のサラダバーが大人気。
ランチタイム限定のサラダバーには、ニース風サラダやナスのビール衣揚げなどのおかずもありおかわり自由で種類も豊富、ドレッシングもとっても美味しいですよ。
ランチは調理法や素材がちがうメインを2種類ぜいたくに楽しめるBランチがおすすめ。
取材時のメインは牛ヒレステーキ&柔らかローストポークでした。柔らかいお肉からあふれる肉汁がたまりません。付け合わせにも野菜がたっぷり♪
お肉も野菜も素材の味を活かした優しい味付けで幸せな気持ちになりました。
毎日焼き上げる2種類の手作り自家製パンも料理にぴったりでした。
デザートはこのプレートが先に出てくるのですが、シェフが焼きたてのマドレーヌをテーブルに届けてくれて完成だそうです。
料理の感想や野菜のことなど、シェフとあたたかみがある会話できるのも嬉しいですね。
南仏プロヴァンスのビストロをイメージしたレトロモダンな店内。
柱や窓枠は当時の物を再利用し、局長室を個室として使っています。入り口前のポストは今も現役なんですよ。
お野菜をたっぷり堪能でき、気の合う仲間とゆったりくつろげるのが魅力的。夜には全国の旬の食材を使ったコース料理やアラカルトがありますよ。
予約で埋まっていることが多いので早めの問い合わせをおすすめします。
基本情報
La poste(ラ ポスト)
<住所>福井県吉田郡永平寺町東古市9−35−2
<電話番号>0776-63-1165
<営業時間>ランチ 11:00~13:30
ディナー 17:30~21:00(ラストオーダー)
<休日>月曜・火曜
<駐車場>あり
まとめ
気になるスポットはありましたか?
永平寺町でしか味わえない感動がありますので家族旅行や女子旅の参考にしてくださいね♪
旅行で永平寺町を訪れた際には、今回ご紹介したスポットにも足を運び、福井で思い出をたくさん作りましょう!
スポット情報
大本山永平寺
道元禅師によって開かれた禅の修行道場。深山幽谷の境内には70余りもの殿堂楼閣が建ち並び、中でも「七堂伽藍」と呼ばれる7つのお堂は、僧侶が修行をする清浄な場所として特に重要な建物とされています。『永平寺』では今も多くの修行僧が日々厳しい修行に励んでおり、参拝者はその様子を伺い知ることができます。