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油揚げ消費量日本一!福井人に愛される福井のぶ厚いお揚げとは!?

油揚げ・がんもどき消費量、福井市が60年連続日本一ということをみなさん知っていますか?この驚愕の厚揚げ愛!スーパーマーケットを見回せば、厚揚げ&お豆腐のコーナーの充実っぷりたるや、一見の価値ありです。県外出身者の私は本当に最初驚きました。
 そこで今回は福井市に工場を構える岸田食品さんに突撃取材!福井の厚揚げ文化や作り方について教えてもらいました。これを読めばあなたも厚揚げの知識が福井のお揚げのようにぶ厚くなるかも!?

ライター:うっしー
うっしー
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油揚げ消費量日本一!福井人に愛される福井のぶ厚いお揚げとは!?

創業63年!福井市で豆腐や揚げを製造する岸田食品さん

  • 福井の問屋町にある岸田食品さん。ここで毎日たくさんのお豆腐やお揚げが作られています!
  • 3代目の岸田和弘さん!生まれた時から常にお揚げやお豆腐のある日々を過ごしています。とても気さくなお人柄!

今回訪れたのは福井市で揚げや豆腐を作っている創業63年の岸田食品さん。現在3代目が跡を継ぎ、兄弟で力を合わせて切り盛りしています。初代は元々大野市で林業を営んでいたそう。当時は家庭で豆腐を作ることも多く、初代は美味しいお豆腐を作ると評判だったことからお豆腐屋さんを始めたとのこと。3代目の岸田和弘さんはお豆腐や揚げへの造詣が深く、話上手な御人!揚げにまつわる色々なお話を伺いました。

おもてなし精神から生まれた福井の厚揚げ

福井の厚揚げはお店によって大きさや食感、皮の厚さなどが様々です。お気に入りのお店があるという人もいれば、料理やその時の気分でどの厚揚げを買おうかと選べるほど!バリエーション豊富な厚揚げはなぜ生まれたのでしょうか。

うっしー
うっしー
福井のお豆腐屋さんの数はどれくらいありますか?
3代目
3代目
福井のお豆腐屋さんは最盛期の50年前は600店舗もありました。現在50店舗ほどです。それでも人口比で比べれば全国的にも多いですね。
うっしー
うっしー
600店舗もあったんですか!ご近所に必ず一軒お豆腐屋さんがあるかんじですね!
3代目
3代目
そうなんです!だからお客さんごとのニーズに応えられたんですよね。福井は浄土真宗の信仰が篤く、報恩講(ほうおんこう)という仏教行事が各家庭で行われていました。その時に厚揚げがごちそうとして振舞われた。「大きい厚揚げつくってやー」とか「うちは小さくて皮の厚いのがいい」という注文に対応していたからこんなに種類が豊富なんだと思いますよ。
うっしー
うっしー
なるほど~。福井の文化に厚揚げありですね!
3代目
3代目
たらふく食べてもらいたい福井人のおもてなし精神が福井の厚揚げの根源ですね。

感動!できたてほやほやの大きな厚揚げ!

  • フライヤーと呼ばれる大きな揚げ機でじっくり揚げていきます。まるでお風呂に浸かっているような厚揚げたち。
  • 菜箸でくるくる両面揚げていきます。おー!どんどんふっくらとしてきました!
  • 見よ!この横顔!つやっつやのふっかふかです。感動!!
  • 厚揚げづくりは時間がかかります。大豆を蒸して作る豆乳に「にがり」を入れて固めるところから。それをこわしてプレスにかけ、一晩水を切ります。

岸田食品さんではほぼ毎日休むことなく厚揚げや豆腐を作っています。今回はその現場にもおじゃましました。工場の中に入るとふわ~と大豆の香りに包まれます。厚揚げは最後に油でじっくり揚げます。岸田食品さんでは低温から中温そして高温と3段階の温度で計1時間ほど。季節などその日の状態を見ながら揚げる時間を微調整しているそう。この工程がそれぞれのお豆腐屋さんで違い、それが各々の厚揚げの特色を出しています。

福井の風土に厚揚げあり

報恩講料理のおもてなしとして発展した福井の厚揚げ。そもそも厚揚げはいつから作られるようになったのでしょうか。

3代目
3代目
奈良時代に中国から木綿豆腐が伝わりました。空海さんが精進料理を日本に伝えたところから始まります。
うっしー
うっしー
1300年も前ですか!厚揚げはそのあとすぐに作られたのですか?
3代目
3代目
厚揚げは江戸時代後半からですね。福井は"えごま"がよく取れたんです。栽培しやすい土地柄なんでしょうね。"えごま"から"菜種"へ途中で変わりますが、厚揚げは油を使いますから油の産地だったことが重要なポイントです!(筆者注:えごまや菜種は油の原料になるんです。)
うっしー
うっしー
先ほど見せてもらいましたが、油を沢山使っていましたね!
3代目
3代目
そう。昔はその油がとても貴重なものでした。だから油で揚げる厚揚げはとても贅沢なおもてなし料理だったんです。
うっしー
うっしー
貴重な油の産地で、なおかつ精進料理をともなう仏教の信仰に篤い地域だから厚揚げがこんなにも福井の人たちに愛されているのですね!

厚揚げを色々な食べ方で楽しもう!

  • フライパンで焼きました。以前は焦がしてしまったけれど、レンチンしてからだと中まで温かく、焼き加減も調整できます!
  • 取材してから改めて断面をみると美しい。。気泡の入り方などでも食感が変わるそう。

福井の厚揚げ、様々な料理方法で楽しめますが、まずはシンプルに焼きと煮込みから。
焼きのコツを岸田さんに教えてもらいました。福井の厚揚げは分厚いので中まで温めるのに少し時間がかかります。一番簡単なのはオーブントースターで7~8分。程よい焼き色で中までほかほか、外はカリっと仕上がります。フライパンで焼くときは一度レンジでチンして。そうすると中が温かく、焼きすぎませんよ!
岸田さんの好きな食べ方は砂糖と醤油でシンプルに煮たもの。夏場は濃いめの味付けで煮たものを冷やしておいてごはんにのせてお水をかけてサラサラとお茶漬けのように食べると美味しいとのこと。ぜひお試しあれ!

福井駅前で行われる「あげフェス」に行ってみよう!

  • 半端ない!あげフェス恒例のお揚げのピラミッド!
  • おすすめは老舗4店の揚げたて食べ比べ
  • ぶ厚いお揚げに味が染みてジューシー!
  • 会場のハピテラスは揚げを求める福井人でいっぱい!

そして福井駅前では毎年「あげフェス」なるフェスが行われています!お揚げ消費量60年日本一の福井で行われる揚げが主役という前代未聞のお祭り。お話を伺った岸田さんはこのフェスでお豆腐や揚げの価値をPRしていきたいとお話してくださいました。「福井各地のお豆腐屋さんがみんなで集まって福井の食文化としてお豆腐や揚げを発信していきたい!」というアツい想いを胸に福井のお豆腐屋さんが大集合しています。
当日あげフェスでは揚げたてのお揚げが食べられたり、各社の新商品や数量限定商品が販売されます。沢山のお揚げが集まるので知らないお揚げにも会えるかも!ぜひフェス会場で福井の食文化である揚げを満喫しましょう!

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あげフェス

福井を代表する食文化「ぶ厚い油揚げ」の祭典「あげフェス 」では、身近な日本一・食ブランド『滋味で凄い!!揚げの魅力』を、福井の玄関口ハピテラスから発信します。

県内各店の個性豊かなあぶらあげが大集合!アゲたて、味自慢のあげ料理やあげスイーツをご堪能いただけます。

あげフェス

まとめ 厚揚げを食べるならここ!福井駅周辺で油揚げが食べられるお店

福井の厚揚げ、いかがでしたか?

福井県民の大好きな厚揚げは、福井の地物を出している飲食店では、ほぼ取り扱っています。

焼いて香ばしい厚揚げはもちろん、炊き込みご飯に、おみそ汁に、福井名物のお蕎麦に、どこにでも顔を出す福井の揚げ。

福井駅近くの手軽に入りやすいお店をいくつか挙げてみました。みなさん福井にお越しの際は是非ご賞味ください!

福福茶屋
福福茶屋
JR福井駅直結の商業施設ハピリン2階にあり、魚介類に油揚げ、ソースカツ丼などの福井の名物料理がそろう食事処。店内で手打ちしている「…
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くずし割烹 ぼんた 福井駅前店
くずし割烹 ぼんた 福井駅前店
福井駅西口から徒歩1分の好立地にあり、福井の新鮮な魚介、黒毛和牛、旬の野菜を使った料理が楽しめる。越前かに・お刺身・ソースかつ丼…
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越前蕎麦倶楽部
越前蕎麦倶楽部
JR福井駅から徒歩すぐの好立地で、本格的な「そば打ち体験」を楽しめるお店。 ランチ営業もしており、福井県産在来種100%、出汁にも…
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わらび 福井駅前店
漁港直送の新鮮魚介や蔵元直通の地酒など、食材の宝庫福井の地物をまるごと楽しめる。オーダー率90%の「だしまき玉子」もお忘れなく。…
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PICK UP!

福井のお土産を買うならスーパーマーケットへGO!地元で普段食べられている美味しいものを見つけよう。

冒頭でも触れましたが、福井のスーパーや食品コーナーには必ずといっていいほど福井の厚揚げを取り扱っています。他にも旅のお土産や地元の新鮮食材も手に入る福井のスーパーマーケットでの福井探しをご紹介しています。厚揚げを求めてスーパーに行く際は、こちらの記事も参考くださいませ。

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