蕎麦河戸八幡宮

蕎麦の名前を冠する珍しい神社

坂井市丸岡町長畝を流れる竹田川の右岸にある森の中には「蕎麦河戸八幡宮」という祠があります。昔、この近くの河の中に光る石があり、この石をご神体として祀りお堂が立てられたそうです。

この付近は蕎麦の産地であり、収穫された蕎麦等の物資を三国湊へ運ぶ船着き場「河戸(こうど)」があったことから「蕎麦河戸」と呼ばれました。昔はこの辺りを「長畝河原」と言われ、夏の渇水期には水がなく、10月過ぎには水流が豊富となりました。11月頃には蕎麦を収穫し出荷するため、蕎麦の積み出す時のみの河戸として機能したためにこの名称となったそうです。

(参考:「のうねの郷だより Noune+ 春号」令和4年(2022年)春号)

基本情報

住所
福井県坂井市丸岡町長畝
関連資料

のうねの郷「Noune+」2022年春号(PDF/9.3MB)

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