龍翔小学校跡

龍翔博物館のモデルとなった小学校跡地

全国でも類を見ない五層八角形の木造建築であり、三国町のシンボルとして「こうもり傘の小学校」と呼ばれた小学校の跡地です。龍翔小学校は完成当初の明治12年~明治末期頃までは興ヶ岡地区(三国町南本町4丁目)に建っていました。当時の建物は1914年(大正3年)に取り壊されましたが、現在この丘に続く階段に建てられている「上西区山車格納庫(三国祭に登場する山車を保管する場所の一つ)」は、龍翔小学校を模した形をしています。龍翔小学校明は治期の「お雇い外国人」であるオランダ人 ジョージ・アルノルド・エッセルが設計したと言われています。このエッセルは、美術の教科書等でも目にする「だまし絵」で有名なマウリッツ・エッシャーの父親です。


小説「藤野先生」で有名な、魯迅の恩師である藤野厳九郎(1874.7.1~1945.8.11)も龍翔小学校に在籍していました。


1981年(昭和56年)9月には三国町緑ヶ丘に当時の龍翔小学校の外観を忠実に再現した「みくに龍翔館(現 坂井市龍翔博物館)」が建てられました。



  • 龍翔小学校跡碑
  • 解説版
  • 丘に続く階段上に建つ上西区山車格納庫のモニュメント

基本情報

住所
福井県坂井市三国町南本町4丁目
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