御前神社(相葉神社)

西国三十三ヵ所観世音は市指定文化財

御前神社の石龕は、1965年(元禄8年)に建立された、凝灰岩に三十三ヶ所観世音と阿弥陀如来、源空上人、仏岩上人をまとめた浮彫の厨子です。西国三十三ヶ所観世音の巡拝は、広い地域に一体毎に仏像が安置されており、当時この全てを巡ることはかなり難しことでした。全てを一つの石龕に刻んだこの厨子は、近郷近在のみならず広く参詣人を集め、信仰の対象となっていました。


御前神社境内に祀られている「相場神社」は、かつては本殿があったものの、戦国時代に消失し、その後現在の祠の形になったといわれています。

人気アイドルグループのメンバーと同じ名前であることから2019年頃から知られるようになり、全国から多くのファンが訪れるようになりました。

お守り、御朱印は、「おしえる座ぁ あわら湯の街駅(えちぜん鉄道あわら湯のまち駅観光案内所)」で販売されており(2024年3月現在)、また同あわら湯の街駅からは片道500円で乗ることが出来る「あわらぐるっとタクシー」で訪れることが出来ます。(2024年3月現在)

  • 右端に写る祠が相葉神社
  • 「相葉神社」のぼり旗

基本情報

住所
福井県あわら市宮前7-20
アクセス
えちぜん鉄道 水居駅から徒歩20分(約1.5km)
ページトップへ