文殊山

泰澄大師が開いた霊山

文珠山は今から約1300年前の養老元年(717年)、泰澄大師が開いた霊山で、大文殊・小文殊・奥之院の三つの峯からなり、越知山五山(白山・日野山・越知山・吉野ヶ岳・文殊山)の中心に位置する重要な山である。

大文殊(標高365m)の本堂には大師自作の文殊菩薩が祀られており、知恵を授けてくれる仏として信仰を集めている。
四季を通じて登れ、春はカタクリ・ツバキの群生や遅桜、夏は緑、秋は紅葉と豊かな自然が登山者の心を癒し、ニホンカモシカなどの貴重な動物も生息している。最近、全国的に絶滅の恐れがある希少種のヒロハノアマナの自生も日本海側で初めて確認されている。

基本情報

住所
福井県福井市福井市二上町(ただし、二上登山道入口)
営業時間
見学自由
駐車場
あり
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