善徳寺

水戸天狗党浪士が宿営した寺院

元治元(1864)年11月1日、尊王攘夷実現のため、常陸国筑波山で挙兵した水戸天狗党は京都を目指します。12月、天狗党一行は池田町を通過。その際、この善徳寺には、三十余人の浪士が宿営しました。

翌朝、出発に際し、二人の浪士が髻を切って住職に渡し、「今日を命日として菩提を弔って欲しい」と頼みました。住職は願いのとおり裏山にお墓(通称:生墓<いきばか>)を建てて菩提を弔いました。二人の浪士が遺品として残していった髻(もとどり)は、今も当寺に残されています。髻の拝観は事前に電話にて予約が必要です。

基本情報

電話番号
善徳寺 0778-44-6615
住所
福井県池田町谷口36−20
アクセス
北陸自動車道「武生IC」または「鯖江IC」から車で35分/北陸自動車道「福井IC」から車で40分
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