福井市観光公式サイト【福いろ】

そもそも「せんべろ」とは？お酒が好きな人はよく耳にするワードですが、せんべろは1,000円でべろべろに酔っぱらえる楽しくて比較的安価な酒場の俗称です。べろべろに酔うと言っても、飲む量は人それぞれ。今回はおおよそ1,000円前後でお酒とおつまみが楽しめるお店を福いろライターが独自調査しました。「飲みすぎず自分のペースでその場を楽しむこと」をモットーにせんべろはしご酒に出発です！

福井駅から歩いて5分。昭和な雰囲気のアーケード商店街「新栄商店街」の路地にある「ちょい吞み処ババズ」さん。せんべろセットはドリンク3杯におつまみ1品で1,000円と、まさにせんべろ！「こういうお店があったらいいなと思ってお店をオープンしました」とママさん。2023年に開店したばかりのお店ですが、常連さんや旅行のお客さんが早い時間から訪れています。ママさん自身も飲むのが好きとのことで、おすすめのお店なども紹介してもらいました。「ここからせんべろで飲み始めて、色んなお店を楽しんでもらえたら」と嬉しい一言！ひとりでも気軽に入れるお店です。

2軒目に訪れたのは焼き鳥屋「味の清八」さん。大名町交差点のすぐそばにある創業50年以上の老舗店です。福井駅前からは歩いて10分。ババズさんからは約5分で到着です。ここでは福いろライターおすすめのチキン棒(550円)をおつまみにチョイス。塩コショウの効いたチキン棒が、ビールに合うこと！
にぎやかな店内はお客さんであふれていました。今回はカウンターの特等席にすべりこめましたが、こちらは予約必須のお店です。

そろそろはしご酒でふわふわしてきました。酔いざましに福井最大の繁華街、片町を歩いていると衝撃的な看板『1時間500円でお父さん預かります』が目の前に。500円ってせんべろ的にサイコーですが、一体どういうこと！？というわけで3軒目は地元居酒屋チェーン店「わらび片町店」さんへ。ここでは福井の旨い旬菜鮮魚と地酒を楽しめます。そしてせんべろ極めつけは2品ずつおつまみを頼めば1時間500円で飲み放題できちゃうという点！大人数もOKな広くて綺麗な店内で、多彩なメニューもありついついお酒が進んでしまいます。

夕方18時前からスタートしたせんべろ巡り。22時を過ぎてそろそろ最後のお店へ。4店舗目にやってきたのは「治郎吉片町店」です。焼き鳥とホルモン焼きのお店で、早朝までやっているので大体の呑み助は最終的にこのお店にたどり着きます。学生から年配の方まで、老若男女の思い出が詰まったお店。ここでは福井で焼き鳥と言ったらコレ一択！親鳥の焼き鳥をチョイスしました。
4軒巡るとさすがに良い気分。片町店から福井駅までは15分程の道のりですが、ちょっと歩いて酔い覚ましになりました。

福井駅前せんべろはしご酒、いかがでしたか。今回は4軒のお店を紹介しましたが、福井駅前にはまだまだ沢山の魅力的なお店があります。お店の人や、カウンターの隣の人と話を楽しみつつ、次のお店を開拓していけばせんべろはしご酒の醍醐味を味わえるはず。美味しいお酒とおつまみ、福井の人情をせんべろで体感してください。