老梅山 吉峰寺

約800年の歴史を誇る、道元禅師入越最初の道場。道元禅師は寛元元年(1243年)波多野義重公の請いにより越前志比庄の吉峰寺に入り、約1年間を過ごしました。吉峰寺では永平寺創建の準備を進めながらも、「正法眼蔵」95巻のうち28巻を書かれました。境内裏には、800年前道元禅師が坐禅されたと伝えられる「坐禅石」が今も静かに鎮座しています。また当時典座であった徹通様が、ご不便な状況下民家の台所を借りて食事を作り、集落からお寺まで運んだ八丁曲がりの急坂「徹通坂」、350年前の「丸岡城の大太鼓」など歴史を偲ぶにふさわしい見どころが多くあります。大佛寺(後の永平寺)が完成したことで吉峰寺よりそちらへ移られた道元禅師は、その後本格的な道場が形成されるなか後進の指導に邁進されました。そのとき通われた険しい山道が「祖跡コース」となっています。道元禅師が京都から越前に移り、修行の道場とした寺。典座・徹通和尚が粥を運ぶために通った「徹通坂」や道元禅師が坐禅を組んだといわれる「御開山坐禅石」などもあり、当時の様子を垣間見ることができます。

基本情報

電話番号
0776-64-2536
住所
福井県永平寺町吉峰35-13-2
料金
参拝無料
アクセス
【車】上志比IC 15分
【電車】越前竹原駅 徒歩50分
駐車場
あり
駐車場:台数
普通車からマイクロバス約20台(大型バスは下の駐車場まで)
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