平家平

平家落人伝説が伝わる

「平家平」は真名川上流域の巣原地区(市街地から約40km)にあり、源平合戦の「倶利伽羅峠の戦い(もしくは壇ノ浦の戦い)」で敗走した武将が逃れ住んだ地と伝わります。巣原で踊られてきた「平家踊(福井県指定無形民俗文化財)」の歌詞には、落人らしい人情や生活感情が歌われています。

平家平は大野市旧西谷村の方々が所有していましたが、真名川ダム建設等により昭和45年(1970年)に廃村。平成8年に大野市が自然環境の保全と市民の憩いの場として活用することを目的に購入。約1万本ものブナが約40haにわたって生い茂る森には、樹齢400年以上のトチノキの巨木やミズバショウの群落なども点在しています。

基本情報

住所
福井県大野市巣原
アクセス
JR越前大野駅から自動車で国道157号線を約50分
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